最近では,総合受付で来院者の困りごとを聞いたり,案内したりする施設が当たり前のようになりました。また,従来の受付もパワーアップして,利用者の様々な悩みなど,もう少し踏み込んだ情報収集もできればよいのではないかと思います。いずれにしてもこの活動は気長に構えないと成果にならないところがありますし,施設の方針もあって,広報の視点からだけでは何とも言えないのですが,病院広報の「伝える」「聞く」「変える」というコンセプトの流れの中に位置づけていくのも,悪くはないと思うのです。
しかも近年,地域連携による機能分化・連携による質の追求ということから,連携先へのサポートにおいて,新しいサービスなりサポートなりが考えられないかという気がしています。そこに病院広報が果たす役割を,それこそワークショップを開いて議論していくのも悪くないのではと考えています。
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