診察時における基本的な考え方は,患者さんに不快感を与えずに信頼感を得ることである。信頼感がなければ,患者さんとの良好なコミュニケーションは得られない。
診察時において,茶髪,ボサボサな髪の毛,汚れた白衣,汚れた爪先などの不潔な身だしなみは,患者さんに不快感だけでなく不信感さえ与える。また,患者さんを前にして,アルコールやニンニクなどの口臭をプンプンさせるのも,不快感を与える。乱暴な言葉遣いや上から目線の横柄な態度は,患者さんに不快感のみならず警戒心も与えてしまう。
患者さんとの良好なコミュニケーションを保つためには,最低限の社会マナーは守るべきである。
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