「きく」という漢字には,「聞く(hear)」「訊く(ask)」「聴く(listen)」の3つがあります。
「聞」という漢字は,門(家)の中に耳と書きますので,家の中にいる人に外の声が聞こえてくることという説があり,ただ漠然と「聞く」場合に使います。
「訊く」は「自分の知らないことを訊ねる」であり,目的は自分のため(for me)です。
「聴」という漢字を分解しますと,耳,心,プラス目であり,五感を使って,相手のこと(for you)を思って「聴く」場合に使うのが最適です。
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