88歳,女性。前日より頻回の嘔吐を認め,前医に入院し,絶食および輸液管理で経過観察を行ったが,症状の改善がなく,当院救急外来に搬送となった。
既往歴:くも膜下出血(コイル塞栓術後)
現症:腹部は平坦・軟,腸蠕動音減弱,自発痛なし,圧痛なし,背部痛なし。
来院時検査所見:WBC 9400/μL(Neut 91.3%),CRP 6.15mg/dL,LDH 244U/L,AST 50U/L,ALT 23U/L,γ-GTP 16U/L,ALP 279U/L,T-bil 0.47mg/dL
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