結核予防週間(9月24~30日)にちなみ、結核にまつわるデータを取り上げる。2017年における新規結核患者は1万6789人。このうち医療従事者は534人で、前年から72人増となっている。特に増加幅が大きいのは「看護師・保健師」と「その他」の職種(理学療法士、放射線技師、介護職等)だ。新規患者を年齢別にみると、30代(129人)が最も多く、次いで40代(126人)、50代(111人)と続く。医療従事者の新規患者は、30代では医療従事者以外を含む全体の13.1%、40代では10.9%と、1割以上を占める。医療・介護現場では、特に30~40代のコメディカルを中心に感染予防策の再確認が求められるだろう。
が最も多い