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■NEWS 不適切入試受け理事交代、新たに11人が選出―東京医大

No.4942 (2019年01月12日発行) P.19

登録日: 2018-12-26

最終更新日: 2018-12-26

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不適切入試問題を踏まえ東京医大は22日、理事らを改選・交代した。前理事のうち矢﨑義雄理事長や林由起子学長など6人を除く10人が辞任。新たに11人が選出された。

新理事会では、常務理事として坪井良治氏、三木保氏が就任。理事は五十嵐則夫氏、池田寿昭氏、市原克彦氏、尾形直三郎氏、河島尚志氏、菊池威史氏、木口英子氏、木村佑介氏、清田朝子氏、児玉安司氏、小林正貴氏、堀田知光氏、桃井眞理子氏の13人。

同大は11月、問題の再発防止策として、法人運営の透明性と公平性の担保やコンプライアンスとガバナンスの強化を目的に、他の法人での定款に相当する「学校法人・寄附行為」を改正。外部有識者が優位となる運営体制を確立したという。理事、評議員の交代は、この改正寄付行為に基づくもの。

女性理事は前理事会より2人増の4人で、全体の2割超。同大は、多様性を確保するために女性理事の増員は重要だとして、「将来的に理事会の構成員全体の3割程度まで引き上げることを目指す」との考えを示している。

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