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■NEWS ベンゾジアゼピン系抗不安薬「セニラン」「セルシン」取り違え防止で注意喚起

No.4979 (2019年09月28日発行) P.68

登録日: 2019-09-20

最終更新日: 2019-09-20

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サンドの「セニラン錠」(一般名:ブロマゼパム)と武田テバ薬品の「セルシン錠」(一般名:ジアゼパム)について、販売名類似による取り違えが報告されているとして、2社はこのほど医療関係者宛てで注意喚起文書を発出した。医薬品医療機器総合機構(PMDA)も918日、ホームページなどで情報提供した。

両薬はいずれもベンゾジアゼピン系抗不安薬。日本医療機能評価機構の集計によると、今年6月末時点までで、調剤時の取り違え事例が5件報告されている。

両社は、調剤時の薬剤の選択ミスを未然に防ぐため、販売名の確認や医療機関での周知を行うよう求めている。

セニランの製造販売元であるサンドは、根本的な再発防止対策として商品名を一般名の「ブロマゼパム錠」に変更する手続きを進めているものの、「名称変更品の出荷開始までにはしばらく時間を要する」としている。

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