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逆流性食道炎患者の食道胃接合部腫瘍[画像診断道場~実はこうだった(160)]

No.5016 (2020年06月13日発行) P.1

砂川恵伸 (医療生協さいたま生活協同組合埼玉協同病院)

登録日: 2020-06-11

最終更新日: 2020-06-10

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70歳,男性
数年来の逆流性食道炎がある患者。プロトンポンプ阻害薬で治療中であった。3カ月前より胸焼け,熱いものを飲み込んだときの胸のしみる感じが強くなった。上部消化管内視鏡検査をされ,腫瘍を認めたため内視鏡的粘膜下層剝離術が行われた。
現症:血圧120/60mmHg,脈拍88/分。腹部に圧痛なし。
写真上側が口側,下側が肛門側。中央に腫瘍を認める。青色素はインジゴカルミンで,この色素で胃癌,化生性胃粘膜(Barrett食道粘膜)を同定できる。

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