世界自殺予防デー(9月10日)を前に発表された日本財団の「自殺意識調査2016(速報)」。それによると、全国の過去1年以内の自殺未遂経験者は53万5000人(男性26万4000人、女性27万1000人)と推計されている。
年代別では20代(15万1000~23万4000人)を含む若者層(20~39歳)が最も自殺のリスクが高い。
また、自殺未遂経験男性の37.1%、女性の49%が4回以上の未遂を繰り返している。
原因は男女とも健康、家庭、経済生活問題の順で高い。自殺未遂経験者の81.4%が、2つ以上の複合的な原因が重なったとしている。
残り22文字あります
会員登録頂くことで利用範囲が広がります。 » 会員登録する