厚生労働省は9月13日、下記の添付文書改訂指示を発出した。
このうち、顆粒球コロニー形成刺激因子(G-CSF)製剤(商品名=グラン注射液、ノイトロジン注、ノイアップ注、ジーラスタ皮下注、協和発酵キリンほか)はがん化学療法による好中球減少症などを効能・効果とするもの。販売開始からの国内症例が集積したことから、「重大な副作用」の「ショック」の項に「アナフィラキシー」を追記する。
改訂指示ではこのほか、経口血小板増加薬のエルトロンボパグ オラミンで「用法及び用量に関連する使用上の注意」の項の制酸剤、乳製品、多価陽イオン含有製剤等を服用する場合の本剤との投与間隔に関する記載を変更。抗悪性腫瘍薬のアファチニブマレイン酸塩で「重大な副作用」の「皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)」の項に「中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、多形紅斑」を追記する。