4月に発足した日本転倒予防学会(理事長=武藤芳照日体大総合研究所所長)の第1回学術集会が5日開かれ、シンポジウム、パネルディスカッションなど多彩なプログラムが展開した。
学会の前身は2004年にスタートした転倒予防医学研究会。医療、保健、福祉、介護、教育、スポーツ、栄養、建築、工学、環境のほか、法律、経済、保険等の社会科学、人文科学まで、広く転倒と転倒予防に関わる多職種約500人で発足。年間7000人を超え、高齢化と共に増加傾向にある転倒死を予防する方策を研究・開発する。学会ホームページはhttp://www.tentouyobou.jp/