世界的な蔓延が深刻化している薬剤耐性(AMR)が将来にわたって及ぼす影響を検証した英国政府委託の事業報告書“Review on Antimicrobial Resistance”によると、AMRに起因する推定死亡者数は2013年現在、少なくとも世界全体で年間70万人。さらに、世界各国が抗菌薬の適正使用などの対策を講じず、耐性率の増加ペースを現在のまま許した場合、2050年には推定死亡者数は年間1000万人に上ると警告している。これは2013年現在のがん死亡者数を上回る。経済的影響も大きく、報告書では2050年までに各国の国内総生産(GDP)が最大3.5%損なわれると試算している。
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