自施設の多くを「知らせる」あるいは「説明する」ことは,案外簡単に考えられているように思います。地域の暮らしや経済,文化にとってどのような存在価値があり,どのように役立っている組織であるのかを明らかにしておくことで相互の理解や共有・協働・協調が可能な状態になります。地域での役割を明確にすることで,共同体の一員として相互補完の関係を保つことができます。
このように地域やコミュニティに参加するには,常に情報公開や情報提供,必要に応じたコミュニケーションに前向きであることが必要です。当然,人々の暮らしや人生に欠くことのできないサービス基地としての医療・介護の施設においては,最大限の対応が求められるわけです。
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