厚生労働省は4月20日、医薬品3成分の添付文書改訂指示を発出した。
骨粗鬆症治療薬のデノスマブ(商品名:プラリア、第一三共)の「重要な基本的注意」に治療中止後の多発性椎体骨折に関する注意喚起を、「重大な副作用」に「治療中止後の多発性椎体骨折」を追記する。
このほか、免疫チェックポイント阻害薬のペムブロリズマブ(商品名:キイトルーダ、MSD)の「重大な副作用」には「心筋炎」を追記。キャンディン系抗真菌薬のカスポファンギン酢酸塩(商品名:カンサイダス、MSD)の「重大な副作用」の項には「中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)」 を追記する。