日本医学会連合(門田守人会長)は2日、「望まない受動喫煙」の対策を推進する健康増進法改正案の審議が今月国会で開始されるとの報道を受け、緊急声明を発表した。
その中では、同法改正に際しては、国民の健康増進と命を守る上で重要な公衆衛生の原則に則り、①健康被害が実証されている紙巻きたばこによる屋内施設での完全禁煙化を図ること、②加熱式たばこによる二次曝露(受動喫煙)対策も紙巻きたばこと同様の規制を行うこと─を強く要請。それらにより、「国民の健康と共に、オリンピックで来日する世界の人々の健康を守ることができる」としている。