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心房細動─ワルファリン[頻用薬 処方の作法(6)]

No.4915 (2018年07月07日発行) P.48

藤村昭夫 (自治医科大学名誉教授・蓮田病院学術顧問)

登録日: 2018-07-05

最終更新日: 2018-07-03

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臨床薬理学的特徴

■ワルファリンにはS-ワルファリンとR-ワルファリンが約50%ずつ含まれており,抗凝固作用はS-ワルファリンのほうがR-ワルファリンよりも3~5倍大きい。さらに,臨床用量ではワルファリンの作用は血中S-ワルファリン濃度に依存している。
■S-ワルファリンは主に薬物代謝酵素CYP2C9で代謝されるが,R-ワルファリンは複数のCYP(2C19,1A2,3A4)で代謝される(図)。



■ワルファリンの維持量には10倍以上の個人差があり,これにはCYP2C9やビタミンKエポキシド・レダクターゼ (VKORC1)の遺伝子多型が関与している。しかし,これらの遺伝子多型を考慮に入れたワルファリンの個別化薬物療法はいまだ確立していない。

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