日本医師会定例代議員会が6月27日、日医会館で開かれ、現職と副会長の一騎打ちとなった会長選挙の結果、中川俊男氏(北海道)が5選を目指した現職の横倉義武氏(福岡県)を破り、初当選を果たした。得票数は横倉氏174票に対し中川氏191票。
27日に行われた役員選挙の結果は下記の通り。副会長選挙、常任理事選挙は、横倉陣営のみから出馬していた候補者がすべて辞退したため、無投票となった。新役員の任期は2020年6月27日から2022年6月の定例代議員会終結時までの2年間。(日医会長選挙の詳報は日本医事新報7月4日号に掲載します)
■日本医師会役員選挙結果(〇:当選者)
【会長(定数1名)】
横倉義武(福岡県):174票 〇中川俊男(北海道):191票 (無効2票、白票4票)
【副会長(定数3名)】
〇猪口雄二(東京都) 〇松原謙二(大阪府) 〇今村 聡(東京都) 茂松茂人(大阪府):取り下げ 柵木充明(愛知県):取り下げ
【常任理事(定数10名)】
〇江澤和彦(岡山県) 〇長島公之(栃木県) 〇松本吉郎(埼玉県) 〇羽鳥 裕(神奈川県) 平川俊夫(福岡県):取り下げ 〇城守国斗(京都府) 〇釜萢 敏(群馬県) 近藤太郎(東京都):取り下げ 道永麻里(東京都):取り下げ 〇渡辺弘司(広島県) 〇神村裕子(山形県) 〇宮川政昭(神奈川県) 小玉弘之(秋田県):取り下げ 〇橋本 省(宮城県)
【代議員会議長(定数1名)】
馬瀨大助(富山県):174票 〇池田秀夫(佐賀県):191票