ノボ ノルディスクファーマは、インスリン投与データの無線転送機能を搭載したスマートインスリンペン「ノボペン6」「ノボペンエコープラス」の販売を2月1日から開始した。
スマートインスリンペンは、インスリン投与データ(時間、量)を自動的に記録し、スマートフォンにインストールされたアプリ等に無線転送できるインスリンペン型注入器。
「ノボペン6」「ノボペンエコープラス」は、血糖値やグルコース値が記録できる糖尿病管理アプリと連携することで、患者自身が経時的なインスリン投与データを振り返ることができるのが特徴。これにより患者は投与データを正確に記録することが可能となり、医療従事者も、より良い治療効果と長期的な転帰の改善に結びつけるための用量調節の支援が可能となる。
両製品はこれまでにスウェーデン、デンマーク、オーストリア、アイスランドで発売されており、スウェーデンでは、「ノボペン6」の使用により1型糖尿病患者で血糖値を正常範囲内に維持できる時間が1日当たり約2時間増加したという研究結果が出ているという。
「ノボペン6」「ノボペンエコープラス」の特徴
【ノボペン6】1.0〜60単位まで1.0単位刻みで投与量を設定可能(色:グレー、ブルー)
【ノボペンエコープラス】0.5〜30単位まで0.5単位刻みで投与量を設定可能(色:レッド、ライトブルー)