株式会社日本医事新報社 株式会社日本医事新報社

CLOSE

肺野に異常なし。喘息でよいのか?それとも……[画像診断道場~実はこうだった(248)]

No.5181 (2023年08月12日発行) P.1

穂苅 諭 (新潟大学大学院医歯学総合研究科呼吸器・感染症内科)

小池輝元 (新潟大学大学院医歯学総合研究科呼吸循環外科)

登録日: 2023-08-10

最終更新日: 2023-08-09

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

25歳女性。
1年前に気管支喘息発作があり,吸入薬が開始された。妊娠を契機に前医通院を開始し,妊娠19週で喘息発作が出現したため,ステロイド治療を受け軽快。妊娠30週に喘鳴が再燃し,ステロイド治療を受けたが軽快せず。妊娠36週で胸部X線検査にて上記所見がみられたため,当院を紹介受診した。
既往歴:10歳頃に運動誘発性喘息。14歳で肺炎。喫煙歴:なし。
服薬歴:ビランテロール/フルチカゾン吸入,カルボシステイン・アンブロキソール内服。

プレミアム会員向けコンテンツです(連載の第1~3回と最新回のみ無料会員も閲覧可)
→ログインした状態で続きを読む

関連記事・論文

もっと見る

関連書籍

もっと見る

関連求人情報

関連物件情報

もっと見る

page top