厚生労働省の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会基本方針部会は16日、4種混合(ジフテリア、百日咳、急性灰白髄炎、破傷風)ワクチンの定期接種で新たに使用可能なワクチン1種を了承した。
このワクチンは、北里第一三共ワクチンが製造・販売する「スクエアキッズ皮下注」。4日に薬事承認を受けている。
接種スケジュールは既存の4種混合ワクチンと同じ。厚労省は、株の違う不活化ポリオワクチンの互換性は臨床研究で確認されており、価格も他の4種混合ワクチンとほぼ変わらないとしている。
定期接種で使用可能になる期日については、近く事務連絡が発出される予定。