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初の「地域がん診療病院」に芳賀赤十字病院
厚労省の「がん診療連携拠点病院等の指定に関する検討会」（北島政樹座長）は7月24日、初の「地域がん診療病院」「特定領域がん診療連携拠点病院」に栃木・芳賀赤十字病院、鹿児島・相良病院をそれぞれ指定することを了承した。がん診療連携拠点病院に10病院を新たに指定することも了承した。
同検討会は昨年、拠点病院の質向上に向け、がん診療連携拠点病院の指定要件を強化する方向で見直し。がん診療連携拠点病院よりも要件を緩和した「地域がん診療病院」、特定分野のがんに診療実績がある「特定領域がん診療連携拠点病院」の創設を決めた。
新基準は2014年度から適用され、今回は新たな要件に基づく初めての指定となる。今回の指定により、がん診療連携拠点病院の総数は407病院になった。
新たに指定されたがん診療連携拠点病院は以下の通り。▽岩手県立釜石病院▽いわき市立総合磐城共立病院▽那須赤十字病院▽自治医科大学附属さいたま医療センター▽東京医科歯科大学医学部附属病院▽国立病院機構災害医療センター▽横浜市東部病院▽横浜市立大学附属市民総合医療センター▽大阪府立急性期・総合医療センター▽市立堺病院
