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【良性発作性頭位めまい症(BPPV)診療ガイドライン2023年版】BPPVに対するBrandt-Daroff法[ガイドライン・インフォメーション]

No.5248 (2024年11月23日発行) P.49

蒲谷嘉代子 (名古屋市立大学大学院医学研究科耳鼻咽喉・頭頸部外科講師)

登録日: 2024-10-03

最終更新日: 2024-09-20

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  • 良性発作性頭位めまい症(benign paroxysmal positional vertigo:BPPV)の効果的な治療は,半規管内に迷入した耳石を元の位置に戻す耳石置換法である。2009年の『良性発作性頭位めまい症(BPPV)診療ガイドライン』では,Epley法が頭位治療として具体的に紹介され,他の方法は名称の列記にとどまっていた1)

    2023年に改訂されたガイドラインでは,治療のアルゴリズムとして,後半規管型であればEpley法,外側半規管型であればGufoni法を行い,罹患半規管や病態が診断できない場合には,非特異的理学療法であるBrandt-Daroff法を自宅で行うように指導するとし,それぞれの方法が具体的に紹介されている2)

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