国立感染症研究所はこのほど、予防接種法に基づき医療機関が医薬品医療機器総合機構(PMDA)に提出する「予防接種後副反応報告書」をパソコン上で作成できる入力アプリケーション(アプリ)を開発した。8日に開かれた厚生労働省の副反応検討部会で報告された。
アプリは近く同研究所のホームページからダウンロード可能になる。厚労省は関係通知を改正し、10月からアプリで作成した報告書も提出できるようにする。アプリでは、(1)報告者、(2)患者、(3)ワクチン、(4)接種の状況、(5)症状、(6)報告者意見─の各情報を入力。作成した報告書を印刷し、PMDAにファクスで送信する。