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【人】酒向正春さん「 病気や障害と付き合い続ける患者さんのサポートがしたい 」

No.4830 (2016年11月19日発行) P.17

酒向正春 (竹川病院院長補佐・回復期リハビリセンター長)

登録日: 2016-11-18

最終更新日: 2016-11-16

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  • 酒向正春さん(Sakoh Masaharu)

    竹川病院院長補佐・回復期リハビリセンター長

    1961年愛媛県生まれ。87年愛媛大卒。同大脳神経外科、デンマーク・オーフス大脳神経病態生理学研究所を経て、2004年初台リハビリテーション病院脳卒中診療科科長、12年世田谷記念病院副院長・回復期リハビリテーションセンター長。15年より現職

    「 病気や障害と付き合い続ける患者さんのサポートがしたい 」

    来年春に開設される練馬区の回復期リハビリ病院と介護老人保健施設の複合施設の院長に就任予定。病気や障害があっても社会参加しやすい街づくり「健康医療福祉都市構想」を掲げ、練馬区と医療連携を核とする街づくりに携わっている。

    「元気を保つために必要なのは、適度な運動、コミュニケーション、趣味の継続。病院の近くには相談や交流したり、イベントや教室を開いたりできる高齢者センターや街角カフェができます。東京五輪後には駅ができる計画もあります」

    酒向さんが健康医療福祉都市として最初に着手したのは渋谷区初台。東京都と協力して24時間誰もが安心して散歩できる「ヘルシーロード」の実現に尽力した。年2回、地元住民や患者など30〜40人でヘルシーウォークを行う。「手術して、リハビリして、退院。病院治療はそれで終わりだけど、患者さんにとっては何も終わっていない。退院した後も家に閉じこもらずに外で活動できる環境をつくりたい、と思ったのが始まりです」。今後は、高齢化が進むアジア諸国での展開を目指す。

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