夕方頃より,悪心,霧視 (右眼),および右眼窩から側頭部にかけての持続的な痛みが出現したため,同日に当科を時間外受診した。頭痛の程度は過去に経験がないほど強い。既往歴に高血圧症があり,アムロジピンを内服している。
体温36.1℃,血圧178/76mmHg,脈拍92回/分(整)。意識清明。右眼の結膜充血および角膜混濁を認める(図1)。右瞳孔径は6mmで対光反射は緩慢。その他の神経学的異常は髄膜刺激徴候を含めて認めない。
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