薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会は1月24日、多発性骨髄腫治療薬「レブラミド」(一般名:レナリドミド)と「ポマリスト」(一般名:ポマリドミド)の適正管理手順(RevMate)の一部改訂案を了承した。
両薬は胎児への催奇形性が認められているが、昨年、入院患者への誤投与が相次いで報告された。これを受け、厚生労働省は取り扱いに関する通知を8月に発出、新たな注意喚起を行った。今回の改訂は通知を踏まえ、入院患者への誤投与防止に重点を置いた内容となっており、他の薬剤と区別して管理することや配薬時の本人確認などが盛り込まれた。