製薬大手のファイザーは6月、慢性疼痛を抱える全国の8924人を対象にインターネット調査を実施した。それによると、「痛みが治ることを諦めている」との問いに「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した人は全体の約7割(6169人)に上った。都道府県別では愛知県が最多だった。
痛みを抱える人のうち、医療機関に通院していない人の割合は32.8%(2926人)。理由として最も多かったのは「通院するほどでもないと思う」36.6%(1070人)で、次いで「通院しても治らない気がする」33.8%(988人)、「通院する費用がかかる」31.9%(932人)─の順だった。
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