2018年度からの第7次医療計画スタートに向け、現在各都道府県では計画の策定が進んでいる。医療計画とは、都道府県が国の定める基本方針に即し、地域の実情に応じて、医療提供体制の確保を図るために策定するもの。第7次医療計画からは、介護保険事業(支援)計画との整合性を図るため、計画期間が5年から6年に変更となった。
医療計画の主な記載事項は上掲の通り、5疾病・5事業および在宅医療にかかる目標、医療従事者の確保、医療の安全の確保、二次医療圏・三次医療圏の設定、基準病床数の算定―などだが、第7次計画からは地域医療構想も盛り込まれる。
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