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(17)Ⅷ 呼吸器疾患の皮膚病変─サルコイドーシス[特集:皮膚病変でみる内科疾患]

No.4887 (2017年12月23日発行) P.58

山本俊幸 (福島県立医科大学皮膚科教授)

登録日: 2017-12-25

最終更新日: 2017-12-18

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  • サルコイドーシスの特異疹には,局面型,結節型,皮下型,等の代表的なタイプに加え稀なものもあり,病理組織学的検査により初めて診断される場合もある

    サルコイドーシスにみられる皮膚病変の頻度やタイプには人種差があり,わが国では結節性紅斑(非特異疹)やびまん浸潤型皮膚病変(lupus pernio)(特異疹)は少ない

    膝の瘢痕浸潤は最も多くみられ,サルコイドーシスを疑った場合は必ず膝蓋部を確認する

    症 例

    45歳,男性。主訴:顔面の自覚症状を欠く皮疹(図1)

    【家族歴】 特記事項なし
    【既往歴】 特記事項なし
    【薬剤歴】 内服薬の摂取なし
    【現病歴】 ‌初診の3カ月前より,労作時の息切れを自覚している。近医を受診し,胸部単純X線像で異常所見を指摘されたため,当院内科へ紹介となった。同じ頃より前額部に自覚症状を欠く皮疹が出現し,漸次増数してきた。外用薬を処方されるも改善はみられなかった。膝にも皮疹が出現したことに気が付いている(図2)。


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