日本高血圧学会は4月27日のプレスセミナーで、高血圧診療の非専門医である実地医家を対象とした「高血圧診療マスタークラス講習会」を今年7月に初めて開催することを明らかにした。
講座内容は、①知っていると得する疫学と分類・評価・目標、②診療のポイント~お勧めの検査とその読み方、③患者を惹きつける生活習慣指導(減塩と運動のコツ)、④これだけは押さえたい降圧薬療法の実際、⑤合併症のある高血圧と高齢者高血圧診療の極意、⑥二次性高血圧、治療抵抗性高血圧をどうするか?、⑦挙児希望、妊娠、授乳、閉経期の女性が来院したら、⑧最新診療(遠隔診療、遺伝子診療、腎除神経、サプリメント)―の全8講座。1回の講習会で4講座を受講できる。
第1回は7月29日に都内(大手町)で開催。受講料は税込2万5000円(日本高血圧学会会員は2万円)。第2回目の講習会は来年2月に都内で開催予定。
第1回の申込期間は4月20日~7月5日まで。定員は100名。詳細は日本高血圧学会ホームページhttp://www.jpnsh.jp/masterclass.htmlに紹介されている。