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高血圧─Ca拮抗薬[頻用薬 処方の作法(1)]

No.4910 (2018年06月02日発行) P.46

藤村昭夫 (自治医科大学名誉教授・蓮田病院学術顧問)

登録日: 2018-05-30

最終更新日: 2018-05-30

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臨床薬理学的特徴

■現在,降圧薬として用いられているCa拮抗薬は,ジヒドロピリジン系14種類、ベンゾチアゼピン系(ジルチアゼム)1種類(一部を表に示す)。
■ジヒドロピリジン系薬物の降圧効果は強く,心抑制作用は弱い。
■ジルチアゼムの降圧効果は弱く,心抑制作用を伴う。
■Ca拮抗薬は,主に薬物代謝酵素CYP3A4によって肝代謝される。

降圧療法における位置づけおよび積極的 使用が勧められる病態

■「高血圧治療ガイドライン2014」においてCa拮抗薬は,ACE阻害薬,ARBおよび利尿薬とともに第一選択薬とされている。
■積極的使用が勧められているのは,①左室肥大を認める患者,②狭心症を合併した患者,③蛋白尿を伴わない慢性腎臓病を合併した患者,④脳血管障害(慢性期)を合併した患者,などである。
■頻脈を認める患者にはジルチアゼムが選択されることがある。

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