日本医学会、日本医学会連合の会長を務める門田守人(もんでん もりと)氏が9月7日、大阪市内で急逝した。78歳。通夜、告別式の日程などは未定。
門田氏の専門は肝臓外科で肝臓移植の研究、臨床に尽力。また日本癌治療学会理事長、厚生労働省のがん対策推進協議会会長としてわが国のがん研究、がん対策を長年にわたり牽引した。
日本医学会では副会長時代に日本医師会との関係を見直し、2014年の日本医学会連合の創設に関わった。17年に日本医学会、日本医学会連合の会長に就任、現在4期目を務めていた。
門田守人氏:1970年阪大卒。94年同大第二外科教授、2007年同大理事・副学長、12年がん研有明病院長、国立がん研究センター理事、16年堺市立病院機構理事長。10年日本医学会副会長、11年厚生労働省がん対策推進協議会会長。17年6月日本医学会/一般社団法人日本医学会連合会長。