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【COPD診断と治療のためのガイドライン】COPDガイドライン改訂で明記された早期発見のための知って得するCOPD患者像[ガイドライン・インフォメーション]

室 繁郎 (奈良県立医科大学呼吸器内科学講座教授)

登録日: 2024-08-27

最終更新日: 2024-08-09

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  • 日本呼吸器学会が作成したCOPDガイドラインでは,2018年発刊の『COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン2018〔第5版〕』で,早期発見を提言した項目が独立して記載され,第6版(2022年発刊)でさらに記載が充実された。

    特にCOPDのハイリスク群である喫煙者・喫煙経験者において,注意すべき事項を述べる。

    感冒症状で受診されたときにCOPDの併存を疑う具体的な項目

    感冒と慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease:COPD)増悪は症状が似通っている場合が多く,下記に留意が必要である。

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