【Q】
18歳,女子。百日咳抗体(-)のためワクチン接種を勧められて来院。日本医師会雑誌142巻8号(2013年)1757ページに現行の三種混合ワクチンの0.2mL接種で有効という記事があったが,この減量接種を実施し,健康被害が発生した場合,医薬品副作用被害救済制度は適用されるか。また,同意書は必要か。(栃木県 S)【A】
医薬品医療機器総合機構は,「医薬品副作用被害救済制度」と「生物由来製品感染等被害救済制度」を持ち,病院・診療所で投薬された医薬品,薬局などで購入した医薬品を適正に使用したにもかかわらず発生した副作用による入院が必要な程度の疾病や障害などの健康被害について救済給付を行っている。