厚生労働省の「人口動態調査」によると、平均出生体重は1951年は男3.14㎏、女3.06㎏だったが、その後1975年には男3.24㎏、女3.15㎏まで増えた。しかし、それ以降は減少が続き、2015年には男3.04kg、女2.96㎏と、男女とも40年間で約200g減少した。
40年間で出生数はほぼ半減した一方で、低出生体重児の数は増加。特に1.0㎏未満の超低出生体重児の数は約3倍にまで上昇している。その原因としてはさまざま考えられるが、1つは高齢出産の増加がある。同じく人口動態調査によると、第1子出産時の母の平均年齢は、40年間で5歳上昇し、30.7歳になっている。
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