【質問者】
蒔田真一 国立がん研究センター中央病院血液腫瘍科
飛内賢正 国立がん研究センター中央病院血液腫瘍科 科長
cHLを対象として,int-PETの結果に基づく治療レジメンの変更意義の検証を目的とした,複数の前方視的臨床試験が計画されてきました。
代表的な臨床試験としては,Southwest Oncology Group(SWOG)が計画したもので,初回治療として,ABVD療法2コースを実施後,int-PETが陽性であった場合には,ブレオマイシン塩酸塩,エトポシド,ドキソルビシン塩酸塩,シクロホスファミド水和物,ビンクリスチン硫酸塩,プロカルバジン塩酸塩,プレドニゾロンを組み合わせた増量BEACOPP療法への変更を行い,陰性であった場合には,ABVD療法を継続するphase 2試験があります。
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