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特集:減塩から始める予防医療

No.4755 (2015年06月13日発行) P.17

圡橋卓也 (製鉄記念八幡病院院長)

登録日: 2016-09-08

最終更新日: 2017-02-17

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監修:圡橋卓也(製鉄記念八幡病院院長)

日本人の食塩摂取量は年々減少傾向にあるものの,諸外国に比べ,依然として多い。健康日本21(第二次)が提唱する国民レベルでの減塩を推進するためには,個人を対象としたアプローチにとどまらず,行政や食品製造業者などに対する働きかけ,市民に対する広報活動など様々な視点で取り組む必要がある。ここ数年,医療機関のみならず自治体や企業による減塩推進活動がみられるようになり,近い将来,国民の食塩摂取量低下が成果として表れることが期待される。
本特集では,国民レベルでの減塩をめざしたポピュレーションアプローチの具体的戦略,自治体における食育を通じた「子どもからの減塩」の意義と実践,さらに,家庭における減塩のコツを紹介した。減塩指導に携わる読者が,様々な視点からのアプローチを理解し,対象者や施設環境に応じた指導の実践に役立てて頂ける機会となることを期待している。

1 ポピュレーションアプローチによる 国民レベルでの減塩戦略
滋賀医科大学社会医学講座公衆衛生学部門教授/同大学アジア疫学研究センター長 三浦克之

2 減塩は子どもから ─広島県呉市における食育の試み
日下医院院長/「こだわりのヘルシーグルメDietレストランin呉」プロジェクト代表 日下美穂

3 家庭でもできる減塩のコツ
調理師 竹田博幸

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公立小浜温泉病院

勤務形態: 常勤
募集科目: 消化器内科 2名、呼吸器内科・循環器内科・腎臓内科(泌尿器科)・消化器外科 各1名
勤務地: 長崎県雲仙市

公立小浜温泉病院は、国より移譲を受けて、雲仙市と南島原市で組織する雲仙・南島原保健組合(一部事務組合)が開設する公設民営病院です。
現在、指定管理者制度により医療法人社団 苑田会様へ病院の管理運営を行っていただいております。
2020年3月に新築移転し、2021年4月に病院名を公立新小浜病院から「公立小浜温泉病院」に変更しました。
6階建で波穏やかな橘湾の眺望を望むデイルームを配置し、夕日が橘湾に沈む様子はすばらしいロケーションとなっております。

当病院は島原半島の二次救急医療中核病院として地域医療を支える充実した病院を目指し、BCR等手術室の整備を行いました。医療から介護までの医療設備等環境は整いました。
2022年4月1日より脳神経外科及び一般外科医の先生に常勤医師として勤務していただくことになりました。消化器内科医、呼吸器内科医、循環器内科医及び外科部門で消化器外科医、整形外科医の先生に常勤医師として勤務していただき地域に信頼される病院を目指し歩んでいただける先生をお待ちしております。
又、地域から強い要望がありました透析業務を2020年4月から開始いたしました。透析数25床の能力を有しています。15床から開始いたしましたが、近隣から増床の要望がありお応えしたいと考えますが、そのためには腎臓内科(泌尿器科)医の先生の勤務が必要不可欠です。お待ちいたしております。

●人口(島原半島二次医療圏の雲仙市、南島原市、島原市):126,764人(令和2年国勢調査)
今後はさらに、少子高齢化に対応した訪問看護、訪問介護、訪問診療体制が求められています。又、地域の特色を生かした温泉療法(古くから湯治場として有名で、泉質は塩泉で温泉熱量は日本一)を取り入れてリハビリ療法を充実させた病院を構築していきたいと考えています。

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