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視細胞の桿体・錐体細胞や双極細胞が消失する原因は?【桿体・錐体細胞は先天的,後天的疾患で,双極細胞は網膜の血液循環の不良により消失】

No.4871 (2017年09月02日発行) P.64

町田繁樹  (獨協医科大学越谷病院眼科教授)

登録日: 2017-08-30

最終更新日: 2017-08-29

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  • 視細胞の桿体・錐体細胞や双極細胞が何らかの原因で消失していくことはありますか。

    (神奈川県 Y)


    【回答】

    いろいろな原因でこれらの細胞は消失しますので,視細胞と双極細胞にわけて説明します。

    (1)桿体・錐体視細胞の消失の原因

    桿体および錐体視細胞は,先天的あるいは後天的な疾患で障害され消失します。代表的な遺伝性疾患として網膜色素変性が挙げられます。この病気では,桿体が錐体視細胞に先行して変性するため,夜盲が初期症状となります。網膜色素変性とは逆に,錐体視細胞の変性が先行する錐体ジストロフィーがあります。錐体視細胞は視力や色覚を司る重要な細胞ですので,錐体ジストロフィーでは視力が低下し,色が判別しにくくなります。

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