厚生労働省が6月に発表した「2016年国民生活基礎調査」によると、成人の喫煙率は19.8%で、前回調査の13年より1.8ポイント低下した。男女別では、男性31.1%、女性9.5%だった。
都道府県別にみると、喫煙率が高い順に北海道24.7%、青森23.7%、岩手22.6%となり、逆に低い順では奈良17.1%、鹿児島17.4%、京都17.5%と続いた。都道府県格差は最大7.6ポイントの開きがあった。
なお、厚生労働省は2012年度、国民の健康増進の方向性を定めた「健康日本21(第二次)」において、成人の喫煙率を22年度までに12%まで低下させる目標を立てている。
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