株式会社日本医事新報社 株式会社日本医事新報社

CLOSE

特集:敗血症性ショックの最新診療

No.4791 (2016年02月20日発行) P.19

志馬伸朗

登録日: 2016-09-08

最終更新日: 2017-01-27

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

監修:志馬伸朗

敗血症/敗血症性ショックの診療は悩ましい。その発生率は高く,重症度や致死率も高い。そして経過が速い。このため,適切な初期認識と早期治療介入が行われないと患者を失う。一方で,とりうる対抗手段は決して多くない。有効性が明確でない治療の過剰な適応は,副作用の危険性を高め,コストを増やすことに容易につながる。このジレンマの中で,臨床医は限られた時間経過においてよく考え,悩み,決断する必要がある。日々苦闘する臨床医に対して,本特集が知識の整理と今後の診療改善に多少でも寄与すれば幸いである。

1 敗血症性ショックの初期循環・酸素代謝管理
広島大学大学院医歯薬保健学研究院応用生命科学部門救急医学教授 志馬伸朗

2 敗血症性ショックの補助治療① ─臓器補助療法等
東京慈恵会医科大学麻酔科学講座集中治療部 横田泰佑
東京慈恵会医科大学麻酔科学講座集中治療部准教授/診療医長 内野滋彦

3 敗血症性ショックの補助治療②─薬物療法の現状と課題
亀田総合病院集中治療科医長 笹野幹雄
亀田総合病院集中治療科部長/クイーンズランド大学臨床研究センター 林 淑朗

関連記事・論文

もっと見る

関連書籍

もっと見る

関連求人情報

関連物件情報

もっと見る

page top