厚生科学審議会疾病対策部会(部会長=福永秀敏南風病院院長)は17日、難病医療法に基づき医療費助成の対象とする指定難病に「特発性多中心性キャッスルマン病」を追加し、4月から助成を開始することを了承した。厚生労働省は3月中に告示を公布する方針。指定難病は計331疾病となる。
同部会の「指定難病検討委員会」では、研究班や関係学会から追加候補として挙げられた61疾病について審査し、うち6疾病が要件を満たすと判断。「特発性多中心性キャッスルマン病」は331番目の指定難病として追加し、残り5疾病は既存の疾病へ統合することとした(表)。