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jmedmook77 現場で知りたいIBD診療のすべて 比べてわかる!潰瘍性大腸炎とクローン病【電子版付】

診療の基本から知っておいて役立つ最新知識まで、この1冊で納得・実践!

定価:3,850円
(本体3,500円+税)

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編著: 加藤 順(千葉大学医学部附属病院内視鏡センター長)
判型: B5判
頁数: 216頁
装丁: カラー
発行日: 2021年12月25日
ISBN: 978-4-7849-6677-6
付録: 無料の電子版が付属(巻末のシリアルコードを登録すると、本書の全ページを閲覧できます)

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  • IBD(炎症性腸疾患)を専門としない消化器科医、一般内科医、研修医にまで幅広く役立つ!
  • 基礎的な診療知識の解説はもちろん、小児や妊婦など患者別の対応、日常生活や社会制度の話題まで網羅しています。
  • エキスパートがUC(潰瘍性大腸炎)とCD(クローン病)の違いをわかりやすく比較・解説。類似点が多いからこそ、両者の特徴を際立たせることで理解が進む!
  • 各治療薬の解説では、薬剤の基本情報以外にも「無効・再燃例への次に打つ手」「私はこう使っている」などを紹介。プロの治療テクニック・工夫を知ることができます。

本書は、Webコンテンツ(PDF版+HTML版)としても別途ご購入いただけます


診療科: 内科 消化器内科

目次

第1章 疾患解説―IBD とは

1. 疫学的情報
2. 病態・病因・経過
3. IBD基礎研究のトピックス

第2章 診断

1. IBDの症状

1. IBDを疑う臨床症状・腸管外合併症


2. IBD の診断

1. UC・CD の診断総論
2. UC・CDの内視鏡像
3. UC・CDの病理所見
4. 鑑別すべき疾患

第3章 診断・治療における検査法とその使い方

1. IBDにおける血液検査所見とその見かた
2. IBDにおける便検査の使い方
3. CDにおける小腸検査の種類と使い方
4. IBDにおけるCTとMRIの使い方
5. IBDにおける腹部超音波検査の使い方

第4章 治療総論と内科治療

1. IBDの治療

1. 治療目標と治療総論

2. UCの治療

1. UCの治療の流れ,重症度分類,治療選択,外科治療のタイミング,専門医紹介のタイミング

3. CDの治療

1. CDの治療の流れ,重症度分類,治療選択,外科治療のタイミング,専門医紹介のタイミング

4. IBDの治療薬・治療法

1. 5-ASA製剤
2. ステロイド(PSL)
3. チオプリン製剤
4. 局所製剤
5. 栄養療法
6. アフェレシス
7. 経口ブデソニド
8. シクロスポリン
9. タクロリムス
10. 抗TNFα抗体
11. ベドリズマブ
12. ウステキヌマブ
13. トファシチニブ
14. 青黛

5. 分子標的薬

1. 分子標的薬の使いわけ

第5章 外科治療など

1. UCの手術適応と術式
2. CD腸管病変の手術適応と術式
3. CD肛門病変の特徴と治療について
4. 内視鏡的治療(バルーン拡張)について
5. 発がんとサーベイランスおよび治療法

第6章 臨床で役立つその他の診療知識

1. IBD患者の日常生活の注意点
2. 腸管外合併症とその治療
3. 治療による副作用,合併症とその予防,治療
4. 生物学的製剤による副作用とその対処法
5. IBDの貧血とその治療
6. 一般診療所におけるIBD診療
7. IBD専門クリニックにおけるIBD診療
8. 難病制度や患者が利用できる社会制度など
9. IBDにおけるジェネリック薬とバイオシミラー
10. IBDの今後の新薬とその問題点

第7章 スペシャルシチュエーション

1. 小児
2. 妊娠・出産
3. 高齢者および担がん患者
4. B型肝炎および結核のスクリーニングと予防法

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序文

わが国の炎症性腸疾患(inflammatory bowel disease;IBD)患者数が急速に増加するにしたがい,専門医・非専門医にかかわらず,IBD患者を診療する機会が増えていることと思います。一方で,治療のための薬剤やモニタリングのための検査法なども次々と新しいものが登場しています。多くの医療者におかれましては,患者数および診療に必要な知識の増大に,なかなかついていけないところもあるのではないでしょうか。

IBD診療には,他疾患の診療ではあまりみられない特徴がいくつかあります。特に,下記に示す事項が診療する上で重要なことと感じています。

  • 疾患の多様性が大きく,患者ごとに病態や治療反応性が大きく異なること
  • 比較的若い時期に発症することが多いため,治療を考える上で患者の学校や仕事,妊娠・出産,その他,人として重要な社会的イベントに配慮する必要があること

本誌の企画をいただいた段階で,このようなIBD診療の特徴をふまえた上で,非専門医の先生にもよく理解できる内容にすることをめざしました。

本誌はIBDの基本的な知識を,潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis;UC)とクローン病(Crohn’s disease;CD)を対比する形で網羅的に編纂しています。それにより,専門医でない先生ではしばしば混乱しがちなUCとCDの知識を整理して理解できるようになっています。執筆は,主に小生が所属してきた施設の第一線でIBD診療にあたっている医師や,小生が普段お世話になっているその道のスペシャリストにお願いしました。原稿を読ませて頂き,期待以上に素晴らしい内容となっていることに感動しました。小生が専門医として理解していると思っていたことも,より詳細に書かれていることが多く,自身の知識の整理にもきわめて有効でした。日本医事新報社の編集部のレイアウト能力も光っています。

本誌が読者の皆様の明日からの日常臨床に役立つことを確信するとともに,1人でも多くのIBD患者がhappyに過ごせることを心より願っております。

2021年の短い秋に
千葉大学医学部附属病院内視鏡センター長 加藤 順

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公立小浜温泉病院

勤務形態: 常勤
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勤務地: 長崎県雲仙市

公立小浜温泉病院は、国より移譲を受けて、雲仙市と南島原市で組織する雲仙・南島原保健組合(一部事務組合)が開設する公設民営病院です。
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2020年3月に新築移転し、2021年4月に病院名を公立新小浜病院から「公立小浜温泉病院」に変更しました。
6階建で波穏やかな橘湾の眺望を望むデイルームを配置し、夕日が橘湾に沈む様子はすばらしいロケーションとなっております。

当病院は島原半島の二次救急医療中核病院として地域医療を支える充実した病院を目指し、BCR等手術室の整備を行いました。医療から介護までの医療設備等環境は整いました。
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