著: | 徳田安春(地域医療機能推進機構(JCHO)研修センター長・総合診療教育チームリーダー) |
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判型: | 四六判 |
頁数: | 120頁 |
装丁: | 2色刷 |
発行日: | 2013年01月06日 |
ISBN: | 978-4-7849-4337-1 |
版数: | 第1版 |
付録: | - |
・NHK「総合診療医 ドクターG」でもおなじみ、総合診療のカリスマ・徳田先生がバイタルの徹底活用法を伝授します!
卒前臨床実習では、モデルコアカリキュラム、OSCE、診療参加型実習などの導入がなされ、また卒後では臨床研修が必修化されている。日々患者のバイタルサインに注目し、その解釈について指導医と議論するような実習や研修を行っている医学生・研修医が広く全国に爆発的に増えてきている。このような基本的な臨床能力を鍛え上げた医師は、地域医療を実践するスキルをもつのみならず、Global Medicineの舞台でも活躍できる条件を備えたことになる。
このような状況での今回の企画は、おかげさまで好評であったバイタルサイン講座の連載をまとめて書き下ろしを加え、書籍とするものである。この連載はプライマリケア講座シリーズに含まれるもので、医学生や研修医のみならず、一般勤務医、そしてベテランの実地医家の先生方にとっても役立つように、バイタルサインに焦点を当てて解説した。診療のスキルアップをめざす研修医に加え、基本を固めながら守備範囲の拡大をめざす多くの医師、そしてフィジカル・アセスメントや効果的トリアージの習得を心がけている看護師や薬剤師、救急救命士、検査技師、コメディカルをめざす学生にも、本書が役立つことを期待している。