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運動負荷心電図のST変化を正しく読もう![“すきドリ” すき間ドリル! 心電図~ヒロへの挑戦状~(37)]

No.5030 (2020年09月19日発行) P.9

杉山裕章 (京都府立医科大学附属病院循環器内科)

登録日: 2020-09-18

最終更新日: 2020-09-17

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68歳,女性。右人工股関節置換術後。脂質異常症(リバロ®2mg/日内服)で外来フォロー中。労作時胸部不快の精査目的で紹介受診。

「5年ほど前に異型狭心症かもって言われたことがあります。1カ月ほど前からですが,階段を昇ったり,平地でも急ぎ足したりするとミゾオチのやや上あたりにいやーな感じがするんです。ジッとして休めば30秒もしないで良くはなるんですけれどね」

血圧124/71mmHg,脈拍65/分・整,酸素飽和度(SpO2)98%。

安静時に症状を感じることはなく,労作時症状も頻度・程度ともに増悪傾向はない。運動負荷試験(マスター二階段試験)での,負荷直後および1分後の心電図を各々示す(図1・2)。主訴は再現されず,1分間でST変化もほぼ正常に回復しており,陰性と判断して良いか?

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