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【COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン】新ガイドラインが提示する安定期COPDにおける呼吸リハビリテーション[ガイドライン・インフォメーション]

No.5236 (2024年08月31日発行) P.58

高橋仁美 (福島県立医科大学保健科学部理学療法学科教授)

登録日: 2024-07-24

最終更新日: 2024-07-12

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  • 安定期の慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease:COPD)における呼吸リハビリテーション(呼吸リハ)は,患者の生活の質(quality of life:QOL)を向上させるための重要な治療法である。

    従来のガイドラインと比較して『COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン2022〔第6版〕』1)では,呼吸リハが統合ケアの一環としての重要性を増しており,多職種によるチーム医療で行われることが強調されている。その中核をなすのは運動療法とセルフマネジメント教育であり,これにより患者が自己管理し,自立した生活を送る支援が行われる。

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