日本人の死因のトップである癌で死ななくなったとしたら、平均余命はどのくらい伸びるのか。厚生労働省が発表している簡易生命表によると、癌がなくなると仮定した場合、平均余命は男性では3.78年、女性では2.29年の延びにとどまる。
死因の2位である心疾患(高血圧性を除く)が同様になくなったとすると、平均余命の延びは男性1.44年、女性1.37年。3位の脳血管疾患では男性0.79年、女性0.77年と1年を切る。
3大死因がすべてなくなったとした場合、平均余命は男性7.16年、女性5.88年(3疾患の単純合計は男性6.01年、女性5.06年)延びると厚労省は推計している。
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