がんの75歳未満年齢調整死亡率の減少率は2005〜15年の10年間で15.6%にとどまり、第2期がん対策推進基本計画で目標値に掲げる20%を下回った。
75歳未満年齢調整死亡率は05年の人口10万対92.4から15年には78.0に減少。目標としていた73.9や国立がん研究センターが事前に予測していた76.7に届かなかった。
計画前後の傾向を主ながん種別に比較すると、肝臓がんは減少が加速し、女性の乳がんは増加傾向が横ばい傾向になった。胃がんはほぼ同じペースで減少し、大腸がん、肺がんは減少が鈍化した。子宮頸部がんは増加が加速していた。
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