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(49)残念…【SECTION4 実際に患者さんと接するときのポイント】[特集:これだけは押さえて欲しいルール&マナー]

No.4714 (2014年08月30日発行) P.68

黒島研美 (日本赤十字社 旭川赤十字病院 神経内科副部長)

登録日: 2016-09-01

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  • 期待を抱いて

    ある朝のこと,神経内科を研修中のAくんは指導医から,前夜に脳梗塞でまさに「教科書通り!」という症状の患者さんが入院したことを聞きました。
    内心楽しみにしながら,張り切って患者さんのところに回診に行ったのですが,幸いなことに症状は一晩ですっかり消失していました。
    そのときのAくん,誠に残念な表情で一言。
    「症状,よくなっちゃったんですね…」
    患者さんは当然のごとくムッとした表情でAくんを見つめています。

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