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特集:患者の背景に対応した便秘治療

No.4746 (2015年04月11日発行) P.17

小林弘幸 (順天堂大学大学院医学研究科病院管理学・総合診療科・漢方医学先端臨床センター教授)

登録日: 2016-09-08

最終更新日: 2017-02-21

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監修:小林弘幸(順天堂大学大学院医学研究科病院管理学・総合診療科・漢方医学先端臨床センター教授)

2013年の国民生活基礎調査によると,便秘の有訴者数は400万人以上になると推測される。一方,2011年の患者調査によると,便秘の通院患者数は16万6000人と推計されている。便秘で病院を受診する人はまだまだ少数であるが,近年になって,メディアで取り上げられる機会が増えたことで,便秘の治療を希望する患者が増えてきている。
そこで,本稿では患者背景に対応した便秘症の治療について,内科医からみた便秘治療と外科医からみた便秘治療にわけ,あらためて知識を整理し,治療のコツを説明した。また,最近では開業医の9割に処方経験があると言われている漢方の便秘治療法についての情報も提示した。

1 内科医からみた便秘治療
真生会富山病院消化器内科部長 真野鋭志

2 外科医からみた便秘治療
健康会くにもと病院肛門外科診療部長 安部達也

3 便秘と漢方
順天堂大学大学院医学研究科漢方医学先端臨床センター 栗原由美子

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