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特集:消化管疾患はエコーで診断する

No.4806 (2016年06月04日発行) P.25

畠 二郎 (川崎医科大学検査診断学(内視鏡・超音波)教授)

登録日: 2016-09-08

最終更新日: 2016-11-24

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監修:畠 二郎

私事で恐縮であるが,30年前,とあるきっかけで消化管の超音波診断に興味を持ち,日常診療において強力なツールとなることを確信したが,当時は学会で発表するたびに罵倒されるのがオチであった。その後,超音波機器の改良は目覚ましく,また消化管超音波の有用性について賛同して下さる医師や技師の数も増え,この度,由緒ある日本医事新報に取り上げて頂いたことは喜ばしい限りである。勤務医,検査のエキスパート,開業医それぞれの立場におけるオピニオンリーダーにご執筆頂き,大変満足できる内容となった。
先生方にお願いしたいことは,まず「消化管疾患はエコーで見える」ことを信じて頂き,次に「とりあえずプローブを当ててみる」という2つである。エコーは必ずや先生方のお役に立てると確信している。

1 消化管の走査法─効率的かつ見落としをなくすためのコツとテクニック

2 消化管の読影─診断能向上につながる10のポイント
成田赤十字病院検査部生理検査課課長 長谷川雄一
成田赤十字病院検査部生理検査課係長 浅野幸宏

3 急性腹症における消化管エコーの有用性
川崎医科大学検査診断学(内視鏡・超音波)准教授 眞部紀明
川崎医科大学検査診断学(内視鏡・超音波)教授 畠 二郎

4 プライマリ・ケアでの消化管エコー活用術
─エコーは触診・聴診の進化型
ハッピー胃腸クリニック院長 豊田英樹

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公立小浜温泉病院

勤務形態: 常勤
募集科目: 消化器内科 2名、呼吸器内科・循環器内科・腎臓内科(泌尿器科)・消化器外科 各1名
勤務地: 長崎県雲仙市

公立小浜温泉病院は、国より移譲を受けて、雲仙市と南島原市で組織する雲仙・南島原保健組合(一部事務組合)が開設する公設民営病院です。
現在、指定管理者制度により医療法人社団 苑田会様へ病院の管理運営を行っていただいております。
2020年3月に新築移転し、2021年4月に病院名を公立新小浜病院から「公立小浜温泉病院」に変更しました。
6階建で波穏やかな橘湾の眺望を望むデイルームを配置し、夕日が橘湾に沈む様子はすばらしいロケーションとなっております。

当病院は島原半島の二次救急医療中核病院として地域医療を支える充実した病院を目指し、BCR等手術室の整備を行いました。医療から介護までの医療設備等環境は整いました。
2022年4月1日より脳神経外科及び一般外科医の先生に常勤医師として勤務していただくことになりました。消化器内科医、呼吸器内科医、循環器内科医及び外科部門で消化器外科医、整形外科医の先生に常勤医師として勤務していただき地域に信頼される病院を目指し歩んでいただける先生をお待ちしております。
又、地域から強い要望がありました透析業務を2020年4月から開始いたしました。透析数25床の能力を有しています。15床から開始いたしましたが、近隣から増床の要望がありお応えしたいと考えますが、そのためには腎臓内科(泌尿器科)医の先生の勤務が必要不可欠です。お待ちいたしております。

●人口(島原半島二次医療圏の雲仙市、南島原市、島原市):126,764人(令和2年国勢調査)
今後はさらに、少子高齢化に対応した訪問看護、訪問介護、訪問診療体制が求められています。又、地域の特色を生かした温泉療法(古くから湯治場として有名で、泉質は塩泉で温泉熱量は日本一)を取り入れてリハビリ療法を充実させた病院を構築していきたいと考えています。

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